冬の白川郷ライトアップを見たいなら10月から準備が必要な理由
雪に埋もれた合掌造りの家々に、ぽつぽつと明かりが灯る。白川郷の冬のライトアップは、写真で一度は見たことがある人も多いはずです。
開催は真冬の1月。年末年始の休みが明けたら、週末を使って行ってみよう。宿は高山か金沢あたりで安く押さえて、当日は車かバスで向かえばいい。
そう考えて、年が明けてから調べ始めると、少し困ったことになります。
1月の4夜だけ、2時間だけ
2027年の白川郷ライトアップは、1月11日(月・祝)、17日(日)、24日(日)、31日(日)の4夜だけ開かれます。点灯しているのは、各日17時30分から19時30分までの2時間です(白川郷観光協会)。
ひと冬で見られるのは、合わせて8時間ほど。その短い時間に、毎年多くの人が集まります。
そのため、ライトアップは完全事前予約制・入場チケット制で行われています。予約なしで当日ふらっと行っても、集落には入れません。
参加する方法は、主に3つ
ライトアップに参加するには、次のどれかを事前に押さえておく必要があります。
- 集落のある村内に泊まる
- 指定駐車場を予約して、車で行く
- ライトアップに合わせて運行するバスやツアーを予約する
どれも「冬になってから」では間に合わないものばかりです。
駐車場は、9月にはもう売り切れていた
車で行くつもりの人がまず確かめたいのが、駐車場です。
2027年の普通車の駐車場予約は、9月10日から販売され、すでに完売しています(同)。年明けに「車で行こう」と思い立った時点では、予約できる枠はほとんど残っていません。
村内の宿も、観光協会が取り扱う分は先着ではなく抽選です。ライトアップの夜に合掌造りの宿に泊まれるのは、秋のうちに応募して当選した人だけです。
10月から始まる、バスの予約
いまからでも狙いやすいのが、高山などから出るライトアップ用のバスです。濃飛バスは、ライトアップの日に合わせて「白川郷ライトアップバス」を運行します(濃飛バス)。
予約の受付は、開催日ごとに日にちが分かれています。
| 開催日 | 予約の受付開始 |
|---|---|
| 1月11日(月・祝) | 10月13日(火)14時 |
| 1月17日(日) | 10月19日(月)14時 |
| 1月24日(日) | 10月26日(月)14時 |
| 1月31日(日) | 11月2日(月)14時 |
(濃飛バス)
狙う日が決まったら、その受付開始の日時をカレンダーに入れておく。冬のライトアップの準備は、この10月の一手から始まります。
なお、入場チケットには展望台に上がれるものと上がれないものがあります。集落を見下ろす、あの写真の景色を見たいなら、予約の段階で展望台付きかどうかを確かめておきましょう。
雪の夜道を、2時間歩く
チケットが取れたら、次は当日の準備です。
白川郷は豪雪地帯で、1月の集落の道は踏み固められた雪や氷に覆われています。ライトアップは日が暮れてからの屋外イベント。暗い雪道を、人混みの中で2時間近く歩くことになります。
足元で気をつけたいのは、次の2つです。
- 滑ること:スニーカーや普通の靴底では、凍った道で踏ん張りがききません。手持ちの靴に付けられる簡易スパイクがあれば、雪道用の靴を新しく買わなくても歩けます
- 冷えること:雪の上に長く立っていると、足先から冷えてきます。靴下の上から貼るくつ下用カイロを貼っておくと、展望台で点灯を待つ時間もずいぶん楽になります
秋のうちにやっておくこと
- 行きたい開催日を決める(1月11日・17日・24日・31日)
- 村内に泊まりたいなら、観光協会の宿泊抽選の情報を確かめる
- バスで行くなら、開催日ごとの予約開始日時を控えておく
- 展望台付きのチケットかどうかを確認する
- 雪道用の足元の装備をそろえておく
真冬の4夜のために、10月から動き出す。白川郷のライトアップは、そういう段取りで見に行くものです。
ヘッダー写真: Yoshiyuki Ito / CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)
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